『IMDbの使い方入門』 ~好みの作品を探すのに疲れた人へ~
あけましておめでとうございます。
今回は私も愛用する世界的映画データベース『IMDb』の簡単な使い方を紹介したいと思います。
http://www.imdb.com/?ref_=nv_home
長編映画はもちろん、ショームービー、ドキュメンタリー、テレビドラマ、アニメ、ゲーム等々その数260万作以上という、莫大なデータを保持しています。
恐らくこと映像作品関連の情報ならば、このサイトを凌ぐところはないでしょう。
ただし表記は英語を標準としており、私達日本人には一見敷居が高いように思われます。
でも実際は、一部の項目さえ覚えてしまえば誰でも利用できる、使いやすい作りになっているので大丈夫です。
基本、普通の検索エンジン同様キーワードで作品をサーチしていきます。
また作品以外にも役者や会社の検索も可能です
入力バーの右にある項目でキーワードにフィルターを掛けることができます
- All...文字通り全項目から検索します。
- Titles...表示項目を作品に限定します。
- TV Episodes...表示項目をテレビ放送作品に限定します。
- Names...表示項目を役者や監督、脚本などスタッフに限定します。
- Companies ...表示項目を配給、撮影会社に限定します。
- keyword...表示項目を作品それぞれにつけられているキーワード(動画サイトでいうタグ)に限定します。
- Characters...表示項目を作品の登場人物に限定します。
- Videos...表示項目をIMDb内にある(トレーラーなどの)動画データに限定します。
- Quotes...表示項目を作品の名言データに限定します。
- Bios...表示項目をスタッフのエピーソードデータに限定します
- Plots...表示項目を作品のプロット(あらすじ)データに限定します。
- Advanced Search...詳細検索画面へ移ります
検索結果の中から作品の項目を選択すると、作品の詳細画面に移ります。
詳細画面では公開年、スタッフは当然として、imdbユーザーによる10点評価や関連画像(動画)を始めとした数々のデータが記載されています。
特にオススメ映画紹介(画像下)は便利で、ウォッチリストに登録したユーザーのリストの統計から、他によく観られている関連作品を9つ紹介してくれます。
要はAmazonの“これを買った他のお客様は~”のシステムのみたいなものです。
ウォッチリストというのは会員登録(無料)することで使用可能になる映画版のマイリストです。
会員登録はサイト右上のLoginからRegisterを選択し、必要項目を記入、送信し、登録したアドレスに来る返信メールから正規登録、の流れでできます。
会員登録すると、Loginの項目が自分のユーザー名に変わり、そこから自分のウォッチリストに移動できます。
作品のウォッチリストへの登録は簡単で、
作品の詳細画面やオススメ紹介にある黄色いバーをクリックするだけで登録できます。
映画をウォッチリストに登録すれば、自分が観た映画の整理ができるの他に、
自分向けのオススメ作品紹介欄が潤います。
トップページの下には、作品詳細画面のように、オススメの映画紹介があります。
しかし、前記したのとは違い、これは自分のウォッチリスト(回覧履歴も含む?)にある作品のオススメ作品の統計から出る自分専用のおすすめ映画紹介で、これまたAmazonの“あなたへのオススメ”と似たシステムですが、色々チェックしていくうちに、余計なものが混ざってくるAmazonのオススメとは違い、ジャンルを映画に限定される分、好みの作品に出くわす可能性はかなり大きいです。
個人的には、このシステムこそIMDbの最大の魅力と思っています。
なにせ、ふと「面白い映画でも観よう」と考えた時、まとめサイトや映画ブログを回っても、ピンと来る作品に出くわす機会はそうそうありません。それに一々大量のサイトを徘徊して一ページずつ確認していくのもけっこう疲れます。
その手間を一気に省いてくれるのは映画好きにはたまらないサービスです。
しかし注意が必要で、ウォッチリストに観た作品を闇雲に入れていくと、オススメ紹介も統一性がなくなり、バラバラのジャンルを紹介するようになり、ピンポイント率がガクンと激減します。
やり方さえ分かれば、ほんとに便利なサイトなので、面白い映画をいっぱい観たいという人は是非利用してみてください。
IMDb入門2→http://seventhgagarin.hatenablog.com/entry/2014/03/17/203157