「くちばし」と「くしゃみ」
鼻歌でマリオのテーマを歌うと自然とサザエさんになってる今日このごろ。
今回のお題は「くちばし」と「くしゃみ」
パッと見のイメージとしては「鳥インフルエンザ」を彷彿させましたが、
それだけで結論付けるのは野暮ってもんですので、やはり別の視点から。
下記が一応の両者の役割です。
・くしゃみ…鼻に入った異物を激しい呼気によって外へ出す
・くちばし…(主に)鳥類についており、餌を食べたり、水を飲む際に活用される。要は歯の代わり。何かを突くにはもってこい
そしてこれが両者のざっくりとした一応の形の説明です
- くしゃみ…目を閉じ、頭部を多少前へ突出させ、口も少し前へ出し、鼻、若しくは口より撒き散らす様
- くちばし…口の部分から伸びた堅いモノ
んー…やはり機能的にはイマイチ共有点が見いだせませんね…
しかし、これは二次的想像でカバーしましょう。
要は「対象が役割を行って何がどうなるか」という結果をもう一方と照らし合せて考えるのです。
くしゃみを行った時、鼻内の異物は外へはじき出されます。その際周りに人がいた場合どうなるでしょう?
当然、少なくともそのくしゃみをした人の口元からは離れるでしょう。
それは即ちその人の口元がガードされている状態であると言えなくはないでしょうか?
ケンカで顔を殴られそうになった時も、咄嗟に顔にくしゃみをかければ相手は怯み、顔は無事守られます。当然です。
そしてくちばしはその役割を果たすため、堅さを持ち合わせています。そしてそれは見方を変えれば、堅さを持つことで口元をガードしている様にも見て取れます。
…だったら「マスク」がある?
いいえ、この二者でなければならない理由はまだあります。
そして形の面。これは普通にこじつけは可能ですね。
くしゃみの動作は上記したとおり文面にすると凄まじく汚しく聞こえる様ですが、この頭部を突き出しての行為、
鳥がくちばしで何かを突く際の様子に当てはまります。
鶏に代表されなくても鳥類は(ペリカン等を除いて)くちばしを使用する際は頭部を押し出すものです。
さらに、くちばしは鳥類の武器としても機能しています。周知のとおりです。
上記した通りくしゃみは攻撃にも有効(?)ですから、これも立派に共有点です。
言葉遊びという点で考えるなら、まだ理由は付けれます。
くちばしをつかった言葉に
「嘴(くちばし)を容れる」というものがあります。
これは「自分とは直接関係のないことに横から口出しをする」という意味ですが、
結論的には「人に嫌われる」という意味にも繋がりますね。
これをくしゃみに置き換えるとどうでしょう。
「自分とは直接関係のないことに横からくしゃみをする」
やっぱり結論的には「人に嫌われる」という意味に繋がります。流石です。
以上の考察から今日も無事に「くちばし」≒「くしゃみ」の結論がでました。
これからは鳥のくちばしの利便性を見習って、できるだけ物事をくしゃみで解決したら、生活が色々楽になるかもしれませんね。理屈的に可能ならね