「ゴング」と「赤血球」
よく昔の人は「シンボル」「象徴」として色々な物に関連性を持たせていました。
「太陽」=「成功、祝福」「蟻」=「労働者、組織」「犬」=「忠誠心、友人」等、
何々といえば何々、という具合で。
国によっていろんな価値観がありますから、ひとつの「象徴」でもすんごい数の物と関連付いてたりもするんですよね。
だったらどんな物でも理屈さえこじつけられれば関連性は作れる-象徴になれる-のではないのでしょうか。
というわけで
適当に選んだ関係無さそうなキーワード2つに無理矢理共有点を持たせる企画、
最初のテーマはズバリ「ゴング」と「赤血球」
…早くも企画倒れになりそうなお題だが頑張って考察して関連さしてみましょう。
まずそれぞれの形を思い出します。
- ゴング…30㎝ほどの木の板に金属の円盤(?)がついた形
- 赤血球…真ん中にくぼみのある、丸みを帯びた円盤の形
次にどんな役割のモノか思い出します。
- ゴング…一般には格闘技の試合等にて開始、終了の合図として使われているものとして有名、元々は打楽器の一種だが今回は前者の意味を採用
- 赤血球…血液細胞の一種で酸素と二酸化炭素を運ぶ働きを持つ
形はギリギリ「丸い」という共通点がありましたが、役割は全然関係性がみえてきませんね…。
でもここで「まるいもの連盟♡」と片付けてしまうと「象徴」云々の前置きが馬鹿みたいになってしまうのでもっと深い所で繋げようと思います。
上記した通り、ゴングの仕事は試合の合図を送ることです。
そこでその役割を赤血球に無理矢理当てはめてみようと思います。
肺から得た酸素を体内の各組織に送り生命活動を促す働きは見方を変えれば、
体内に活動の合図を鳴らしていると思えなくもありません。
……え?だったらゴングである意味はないんじゃないかって?
何をおっしゃいます
ゴングが合図を送る対象は闘志燃やす闘技者。
そして赤血球が合図を送る対象の体内組織様は細菌やウィルスを排除し、体内の毒素を分解し、食物を見るも無残に溶解する実にアクティブな活動をするお方です。
どこに見劣りする点がお有りでしょうか。
というわけで無事「ゴング」≒「赤血球」の方程式が出来ました。
これからはゴングの音が聞くたび体中をアクティブに駆け巡る赤血球を連想するといいかもしれませんね